Apple Watchに防水性能はあるの?多少の水濡れは問題なし!

Apple Watchは水に濡れても大丈夫なの?
と、Apple Watchもケータイ・スマホと同じ精密機械なので、水が浸水したら壊れると思いますよね。
しかし、Apple Watch series 2以降の機種は多少水に濡れても問題ないのです。
ただし、詳しくはあとで説明しますが、Apple Watchは”耐水性能がある”けど”防水性能はない”ので、その点は間違いのないようにしておかなければなりません。
ということでこの記事では、Apple Watchの防水および耐水性能についてお話していきます。
Apple Watchに耐水性能はあけるけど防水性能はない?
Apple Watchの防水性能については見出しにもある通り、耐水性能はあるけど防水性能はないとされています。
「耐水性能がある」の例えとして、Apple Watchを付けて外を歩いているとき、突然雨が降り出してApple Watchに雨水が多少かかっても大丈夫。また、ランニングするときもApple Watchが汗で濡れても大丈夫ということです。
次に「防水性能はない」とされていますが、実際はApple Watch Series 2以降のSeries 3、Series 4に関しては、お風呂に入ったりプールで泳いだり浅い水深での利用ができます。
通常、防水性能は「IPX」という等級で9段階にランク付けされています。参考に紹介しておくと以下の通りです。
0級:保護されていない
1級:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
2級:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
3級:鉛直から60度程度で落ちてくる水滴による有害な影響はない(防雨形)
4級:あらゆる方向からの飛沫による有害な影響はない(防まつ形)
5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響はない(防噴流形)
6級:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響はない(耐水形)
7級:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防侵形)
8級:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中系)
以上の防水性能を見れば、Apple Watchは浅い水深での利用ができるので、防水等級7級と同じ防水性能があると考えらます。
つまり、Apple Watchは多少の水濡れ程度では故障しないということです。ただし、耐衝撃性はないので地面に落としたら壊れる可能性は大です。
Apple Watchの耐水・防水性能!出来ること出来ないこと
Apple Watchは耐水性能やおおよそIPX 7級程度の防水性能はありますが完全防水ではないので注意が必要です。
ここでは、Apple Watchの耐水・防水性能で、出来ることと出来ないことをご紹介しておきます。
ただし、あくまで目安として紹介するだけで絶対に出来るという訳ではないので、無理に試すようなことは控えましょう。
【出来ること】
- 雨の日に装着して出かける
- ランニングのときに装着する
- シャワー浴びる
- お風呂に入る
- 海やプールの水深が浅いところで泳ぐ
【出来ないこと(やってはいけないこと)】
- スキューバダイビングなど水深が深いところに潜る
- シャワーや入浴中にシャンプーや石鹸が付着する
- 香水、ローション、日焼け止め、毛髪染料などが付着する
- 洗剤、酸性の溶剤が付着する
このように多少の水濡れや水深が浅い場所での利用はできます。
しかし、完全防水ではないので水深が深いところに潜るほか、ウォータースライダーなど水圧が高いところでの利用は控えた方が良いでしょう。
また、香水や洗剤などが付着すると、水密性や通音膜の性能が低下する可能性があるので付着しないように注意が必要です。
それ以外にも、海の水深が浅い場所で泳ぐことはできますが、海水など真水以外の水が付着したときはキレイに洗って糸くずがでないもので拭き取って下さい。
以上、Apple Watchの耐水・防水性能で出来ることや出来ないことを紹介しましたが、”完全防水ではない”ということはしっかり認識しておきましょう。
まとめ
Apple Watchは精密機械なので水に濡れたら壊れる!と思っていた方もいますよね。
しかしご紹介した通り、多少の水濡れや浅い水深ならお風呂に入ったりプールで泳いだりすることもできるのです。
ただし、完全防水ではないことと、溶剤などを付けると防水性能の劣化を招く危険があるのでその点はしっかり認識しておきましょう。
普通の生活の中で多少水に濡れても問題ないので水に対して過剰に警戒する必要はないでしょう。