Apple WatchとAndroidスマートウォッチの価格や機能を比較してみた!

スマートウォッチを身に付ける人が増えましたよね。
そのスマートウォッチの中でも「Apple Watch」を利用している方は多いのではないでしょうか?
Apple Watchには「Watch OS」が搭載され、Watch OSが使えるスマートウォッチはApple Watchのみになります。
では、Androidスマホでスマートウォッチは使えないのかと思いますよね。
しかしAndroidスマホでも利用できるスマートウォッチはあります。正確には「Wear OS by Google(旧Android Wear)」に対応したスマートウォッチを利用することで、Androidスマホとのペアリングができるのです。
そこで、Apple WatchとAndroidスマートウォッチに違いがあるのか?気になりますよね。
といことでここからは、最新のApple Watch series 4とAndroidスマートウォッチの価格や機能の比較をご紹介します。
Apple Watch series 4の特徴と使える機能
まず、Apple Watchを含めた「スマートウォッチ」とは、腕時計のように装着する「ウェアラブル端末」。時計としてはもちろん、スマートフォンとペアリングすることで電話としても利用できる端末のことです。
Apple Watchは先程も説明した通り、Apple社が開発した「Watch OS」が搭載され、Watch OSが使えるスマートウォッチはApple Watchのみになります。
そのApple Watchの最新型が「Apple Watch series 4」です。
Apple Watch series 4の特徴と使える機能
Apple Watch series 4は2018年9月から販売され、GPSモデルとGPS + Cellularモデルと2つのモデルから選べます。
40mmと44mmの2つのサイズで提供され、表示領域が広がるような丸みを帯びたデザインを採用しています。
(出典:Apple「Apple Watch Series 4」)
カスタム64ビットデュアルコアプロセッサ S4チップを搭載し、Series 3と比較すると2倍のスピードを実現。さらに、これまでのシリーズと同じように一日中持続するバッテリー駆動時間を維持しています。
本体および内部スペックは以下の通り。
Apple Watch Series 4 | ||
44mm | 40mm | |
ディスプレイ | 368 x 448ピクセル
977 mm²の表示領域 |
324 x 394ピクセル
759 mm²の表示領域 |
感圧タッチ対応LTPO OLED Retinaディスプレイ
1,000ニトの輝度 |
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重量 | 36.7g | 30.1g |
厚さ | 10.7mm | |
ケース素材およびカラー | GPS + Cellularモデル:ステンレススチール、アルミニウム
GPSモデル:アルミニウム カラー:シルバー、スペースグレイ、ゴールド |
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裏蓋 | 全面セラミックとサファイアクリスタルの裏蓋 |
◆内部スペック
Apple Watch Series 4 | |
チップ(プロセッサ) | S4(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)
最大2倍速いプロセッサ W3 Appleワイヤレスチップ |
ストレージ容量 | 容量16GB |
通信方式 | LTE、UMTS(GPS + Cellularモデル)802.11b/g/n 2.4GHz
Bluetooth 5.0 |
耐水性能 | 50m |
各種センター | GPS、GLONASS、Galileo、QZSS |
気圧高度計 | |
電気心拍センサー | |
光学式心拍センサー | |
進化した加速度センサー 最大32G | |
転倒検出 | |
進化したジャイロスコープ | |
環境光センサー |
中でも注目は「電気心拍センター」と「転倒防止」。
Series 4から搭載された機能になり、日本では利用できませんが「電気心拍センター」を利用すれば心電図を作ることができます。
「転倒検出」は着用者が何かの拍子で転倒したとき警告音を鳴らし、そのまま緊急通報サービスする「SOS」のほか、問題ないときは「大丈夫です」をタップできるメッセージが表示されます。
本体価格はApple社希望小売価格で、
GPS + Cellularモデル:56,800円(税別)
GPSモデル:45,800円(税別)
となっています。
Androidスマートウォッチおすすめ2選と使える機能
Android型スマートフォンをご利用の方は、「Wear OS by Google(旧Android Wear)」に対応したスマートウォッチを利用する形になります。「Wear OS by Google」は名前にある通りGoogle社が開発したOSですが、AndroidスマートフォンだけではなくiPhoneともペアリングできる特徴を持っています。
Androidスマートウォッチおすすめ2選と使える機能
Wear OS by Googleに対応したスマートウォッチは実にたくさんの種類があり、すべてを紹介するのは困難なので、ここでは厳選して2機種の特徴と使える機能をご紹介いたします。
➀wena wrist pro(SONY)
(出典:SONY スマートウォッチ「wena wrist pro」)
技術のSONYが提供する高級感のあるデザインが採用されたリストバンド型のスマートウォッチです。
バンド部分は有機ELディスプレイが採用され、スマートフォンへの電話着信はもちろん、メール着信なども振動とともに知らせてくれます。
その他にも電池残量や歩数、電子マネーの残高なども表示できます。
さらに、バンド部分にはFeliCa機能が搭載され、全国のコンビニ、ドラッグストア、スーパーなどの 45万店舗以上でバンドをかざすだけ買い物ができます。
主な仕様は以下の通りです。
wena wrist pro | |
対応OS | iOS 8.0以上 / Android 5.0以上
Bluetooth 4.2(推奨)のBLE機能に対応している必要があります。 |
表示部 | 有機ELディスプレイ、フルカラーLEDx1 |
バンド幅 | ディスプレイ部:20mm, ヘッド取り付け部:22mm |
重量 | 85.0g |
防水性能 | 5気圧 |
材質 | SUS316L |
センサー | 加速度センサー |
価格はオープン価格ですが、希望小売価格は以下の通りになります。
wena wrist pro :34,880円(税別)
➁PRO TREK Smart(Casio)
(出典:Casio「PRO TREK Smart」)
Casioといえば「G-SHOCK」ですが、G-SHOCKのスマートウォッチ版。Wear OS by Googleを搭載したアウトドア型のスマートウォッチになります。
風防に防汚コーティングを施したサファイアガラスが採用され、傷に強くアウトドアでの視認性を高めています。
アウトドアで活躍する低消費電力GPSを搭載。衛星3測位(アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、日本のみちびき)に対応し、安定した位置情報を受信して現在地をフルカラー地図で表示してくれます。
また、Googleカレンダーに予定と場所を登録しておくと、最大3件の予定と、その予定の行き先の地図を表示できます。
主な仕様は以下の通りです。
PRO TREK Smart | |
OS | Android Wear 2.0 |
ディスプレイ | 1.32インチ 2層構造
カラーTFT液晶(320×300 ピクセル)+モノクロ液晶 |
タッチパネル | 静電容量式タッチパネル(防汚コーティング対応) |
重量 | WSD-F20:約92 g(バンド含む) |
防水性能 | 5気圧 |
耐環境性能 | MIL-STD-810G 米国防総省が制定した米軍の物資調達規格)準拠
耐低温仕様(-10℃) |
センサー | 圧力(気圧/高度)センサー、加速度センサー、
ジャイロセンサー、方位(磁気)センサー |
価格は以下の通り3種類から選択できます。
WSD-F20-RG(オレンジ):51,000円(税別)
WSD-F20-BK(ブラック):51,000円(税別)
WSD-F20X-BK(ブラック):56,000円(税別)
以上、Android対応スマートウォッチを2機種ご紹介しましたが、SONYやCasioといった日本トップメーカーからもスマートウォッチが販売されています。ここでは一部の紹介でしたが、Apple Watchにも負けない性能とデザイン性に優れた端末が利用できます。
価格に関しては、Apple WatchとAndroidスマートウォッチでそれほど大きな価格差はありません。
有している機能や使われている素材などで大きく変わるものの、おおよそ50,000円前後が相場ではないでしょうか。
まとめ
スマートウォッチはiPhoneユーザーの増加とともにApple Watchがシェアを広げています。
そのため、Androidユーザーはスマートウォッチが使えないのでは?と感じている方もいるでしょう。
しかし、Androidにも「Wear OS by Google」を搭載したスマートウォッチが国内の有名メーカーから選ぶのが大変なほどの端末が販売されているのです。
今回はApple Watch series4とAndroidスマートウォッチの一部ですが2端末をご紹介しました。
いずれも高性能でデザイン性に優れており、各社の特色に合わせたデザインや機能が採用されており、一概にこの端末が一番とはいえません。
まずは、現在利用しているスマートフォンのOSに合わせて、あとは自分の使いたいニーズに合わせて選んでいくことをおすすめします。